ヘッダー画像
トップ画像
WELCOME TO イトブンホームページ

当社は、長年に渡り消防の訓練施設や備品を専門に取り扱い、開発を行ない、製作・製造しております。
消防隊員の過酷な訓練に耐えられるにはどうしたらいいか、又、製品に対して耐久性や安全性はどうかなど、常に現場での隊員の為の商品開発を心掛け、万一の被災現場等を想定して、どこよりも優れた商品をお届けしたいとの想いから、毎年改良を加えバージョンUPを計っております。
一部においては、過剰ではないのかとの意見もありますが、実際の現場では少しの妥協も許されないのです。
今後共 この様な姿勢で会社一丸となって、取り組んで行きたいと考えています。

速報
煙道について

消防訓練において、煙道を使っての事故が一番多いように思います。
隊員さんが小指を骨折したり突き指であったり、脱臼だったりいろんな事故が数多く起こっているのではないでしょうか。
当初、原因は過酷な訓練が要因であると当社は考えておりました。
しかし事故原因を精査してみると、原因は訓練ではなく煙道の施工精度だったり製作制度に依ることが解りました。
内部に貼っている合板の施工精度が極端に悪いことが数多く見受けられました。
一般に合板(12mm)の許容寸法 厚み+0.8〜-0.8では約2mmの段差が出てしまいます。
底面に貼る合板の突合せでは、全く精度が出ません。
隊員さんの訓練でのスピードを勘案すると、これでは事故が起きてもおかしくありません。
又、合板を側面や天井面に貼りつけるにしても、ピッチを測って正確に確実に止め付けないと反ってきます。
当然合板を止める外部の鉄枠にも、精度が求められます。
煙道図面として、今でも頻繁にL型50×50のアングルにての製作図が数多く出回っていますが、当社も何度かL型アングルにて製作してきましたがどうにも強度や精度が出ません。
そこで当社は、100×50の角パイプにての製作に切り替えて製作しております。外部鋼板は1.6mmのメッキ鋼板に錆止めを外部内部共施して塗装しております。


水平制度は当然の事、ジョイント及びコーナー部も完璧だと思える仕上りとなっています。
又、工場においては、このほど完全屋外対応製品としての防水型煙道も試作完成しました。この事により、納入設置から一年もしない煙道の側面からや屋根部分からの雨の侵入に依る、合板の脹らみ・はがれ・シミ・腐りが防止できると考えます。
煙道は一度製作設置してしまうとなかなか取り替える事は出来ないですが後々にまで引き継ぐ事が出来るしっかりしたものを御採用いただければと思います。
又、当社は消防隊員さんの訓練中の事故を防ぐことが一番大事だと考えております。安全第一なのです。
その為にも、確実な施工精度が必要と考えます。 全国の消防署様、設計事務所様、是非ともご検討下さいます様お願い申し上げます。
詳細はgo

速報

これから、消防署等を建設しようとお考えの自治体・消防署・設計事務所の方々に朗報です。
消防訓練施設の、免震装置が完成しました。
当社想定マグニチュード8対応です。
今後、必ずや起きるであろうと予想される地震対策として、ご検討いただきます様 切にお願い申し上げます。
詳しいことは、御問い合わせください。
(又、既存の訓練施設に免震装置を取り付ける事も可能です。)

消防用 最強 仮眠ベッド完成!

従来からの消防用仮眠ベッドは、他の施設とも兼用の為、華奢な造りのものが大半でした。
その為に耐久性に難がありました。
当社は、全国の消防署への納入実績をふまえ、数々の要望を取り入れ、ついに消防署専用 AIB-2160Wタイプ を完成しました。
詳細はgo

全ての記事

最新施工事例のご紹介
製造メーカーとしての独り言

設計事務所さん(役所さん、消防署さん)へのお願い

◆その1
近年において、訓練棟での引揚げ救助板た目盛板・降下板を設計される場合に、ランニングコストから考えて材質を耐水ベニア(耐用3〜5年)からフレキ板(耐用20〜30年)を指定して採用されるケースが多くなってきています。
又、最近訓練棟を設計される時、外壁材にアスロック材やALCを指定してよくお使いいただいていますが、その際に、訓練施設を取り付ける為の強度的な配慮がなされていないように思います。
少し前の図面も、厚み60mm程度のアスロック材に、専用アンカーにて壁面重量 (約1200kg) の目盛板を取り付けるような指示図面でした。
引揚げ救助板の部分も同様でした。
よく説明をして(相当な重量になりますので)、かなりの補強を入れる図面に変更していただきましたが、後からの図面変更となりその費用をどの様に工面するのか、非常に苦労しました。
ちなみに フレキ材16m/m仕様で下地鉄骨を含めると、総重量1000kgをオーバーします。

◆その2
材質として 目盛板・引揚救助板・降下板共、耐久性やランニングコストを考えると、フレキ板仕様がベストだと思われますが、その取付方法において詳しく図面にて支持なされていない為、CD案として前面よりタップビスにて、取付するような提案がよくなされています。
その時に、フレキ板の材質が理解されていない為、役所さんも設計事務所さんも承認してしまう事が多々あります。
毎度も製造に携わってきたメーカーからすると、非常に危険です。
フレキ板は無機材ですが、反りが出ます。
製造にするにおいては、ボルトナットで確実に止めることをお奨めします。
3×6サイズ 16m/mだと1枚50kgです。上から落ちてくることを想定すると恐いです

◆その3
引揚げ救助板について、訓練棟の3F部分にシャッターを取り付ける図面をよく見かけます。
上部のやぐら組との兼ね合いがあり、非常に取り合いが難しいのですが、最近も見かけた図面もそうだったのですが、シャッターを持ち出して、引揚救助板の全面に取り付ける仕様となっていました。
屋内であれば問題ありませんが、外部では持ちません。
何度も事故を起こしているのに、なぜか同じような図面が各地で採用されています。
シャッターの下部が、開いている為風が吹くとはらみます。
台風や季節風の風が吹くと、簡単に吹き飛びます。非常に危険です。

◆その4
訓練金物について、これは工事を施工される建築屋さんに言えることですが、金物自体を安易に考える傾向があります。
訓練を行う方法を、よく理解されていない為の起こることですが、何tかかっても耐える仕様でなければならないのに、普通に手すりをつける様に金物屋さんに発注されていることがあります。
少なくとも 1tや2tの耐荷重が必要であるのに、何もデーターを示さないままなんとか持ちこたえるだろうと、普通の金物感覚で施工されています。
その場合は当然の事ながら、オールアンカー施工であったり、ケミカル施工だったりするわけです。
基本的には、アンカーボルト埋め込み仕様が原則です。
そして厚みやまた溶接等も注意が必要です。
SUS仕様の溶接は薄くなります。
その部分を見越した方法が必要です。
当社は、工場にて強度テストを行ってから出荷しております。

*この他 いろんな事があります。疑問点があればメールかTELして下さい。
大抵の事は、御返答できると思います。
作図も行っていますのでご相談ください。

◆防火衣ロッカーの取り組み
平成13年度出荷分より、防火衣ロッカーの塗装をメラミン焼付塗装から紛体焼付塗装に切り替えました。
又 当社のロッカーやその他当社の備品においては、古くなった製品は引き取りさせて頂きます。(引き取り保証)

◆独り言
最近困ったことが起きています。
他の業者ですが、防火衣ロッカーの大きさは同じにして鋼板の厚みを薄くすることで金額を安くしようとする動きです。
又 補強をなくして、製作することもあります。
外部からは、解からない様にしてコストをカットしているのですが、当然の事ながら強度は落ちます。
嘆かわしい事です。

愛知県某市 - 迷路パネル

愛知県の某市の消防本部において、迷路パネルの施工を完了しました。
是非 機会があれば(現地の消防署の承諾が取れれば)見学していただきたいと思います。
訓練において水を使用するとの事、錆に対しての強さを求める為に、ステンレス仕様としました。
又 環境対策として、エコ商品を使用することにより今後の処分時には、当社がすべて全面的に引取りを行なうこととしました。
衝撃時における強さも、垂直荷重で1t以上の強さを確保しました。
恐らく、現時点で考えられる最強の強度と精度をもつ訓練施設ではないでしょうか。
全国的に見ても、ナンバー1であると自負しています。
他には、耐熱訓練対応の商品も開発しております。
ご相談下さい。

全ての記事

フッター画像